9月の証(あかし)

◎今月はオイコスチャーチと親交のある青年(台湾に留学中)の証です。

###異文化との出会い、信仰の再確認
 留学のため台湾に到着してすぐに感じたのは、この国の宗教的多様性と寛容さでした。

道教や仏教の寺院が日常の風景に溶け込んでおり、

地元の人々が信仰を大切にしながらも他社の信仰を尊重する姿に触れることで、

私は自分の信仰を改めて見つめ直す機会を得ました。

台湾の宗教行事や慣習に参加する中で、クリスチャンとしての自分の信仰が

異文化の中でどのように意味を持ち続けるのかを考える時間が増えました。

###現地のクリスチャン・コミュニティとの出会い
 台湾では、私が心の拠り所とするクリスチャン・コミュニティを見つけることができました。

週末の礼拝に参加することで、同じ信仰を持つ仲間と出会い、

お互いの信仰を励ましあうことができました。

異国の地で生活する中で、こうしたコミュニティは私にとって大きな支えとなり、

神の導きと守りを日々感じることができました。ある友達は日本の家にも遊びに来ました。
###学業と信仰の両立
 留学中、学業や研究に追われる日々が続きましたが、私は信仰を通じて心の平安を保ちました。

私が困難に直面した時や疲れ果てた時に、聖霊の導きにより神様の力を思い起こさせてくれました。

また、台湾での学びと信仰を結びつけることで、新しい視点や洞察を得ることができました。

信仰を持って学びに取り組むことで、私の学問的追及もまた深まったのです。

###み言葉を通して信仰と恵みの成長
 台湾での生活を通じて、私は信仰に対するチャレンジにも直面しました。

しかし、それらの経験は私の信仰を一層強くするきっかけとなりました。

異文化の中で神の存在を感じ、信仰を実践し続けることで、

私は自分自身の信仰がますます深まっていくのを感じました。

神の導きと恵みを信じ、どのような状況でも感謝の心を持つことの大切さを学びました。

###結びに
 台湾での留学は、私にとって信仰を再確認し、深めるための貴重な経験です。

また異文化の中でのいろんな試練も受けますが、聖書の言葉に導かれています。

(コリントの信徒への手紙第一10章13節)
 あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。

 神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような

 試練に会わせるようなことはなさいません。

 むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。

 台湾の日常生活は自炊ができずに大変です。食事はすべて外食です。

台湾に行った当時は、物価も安く日本の半額でしたが、

いまは円安でしかも物価が日本の倍以上です。アルバイトをして何とか頑張っています。

 色んな試練や新しい出会いを通じて、クリスチャンとしての私の信仰は一層強められ、

人生に対する見方も広がり、神様の導きを経験することにより、

これからの私の信仰生活に大きな影響を与え続けることを確信しています。