はじめまして。オイコスチャーチ主任牧師の藤江です。
オイコスとは、ギリシャ語で①家②家族といった意味です(織田昭先生のギリシャ語小辞典による)。新約聖書「使徒の働き」には、キリスト教会が成立して間もない頃、人々は信徒たちの家々を集会所として集まり礼拝を捧げ、教会生活をおこなっていたと記されています。
使徒の働き 5章42節
そして、毎日、宮や家々で教え、イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた。
この記述に基づき、聖霊の臨在溢れる当時のような家の教会に近づけるようにと、
広田勝正先生より「オイコス」と命名していただきました。ある牧師先生は、「日本語なら‘追い越す’という意味もあるじゃないか?」と言われましたが、そのような意識は持っていません。
私どもの教会は、この名の示す通り一軒家から始まりました。医療従事者として仕事をこなしながら並行して自宅を教会として開拓伝道を行なってまいりました。私の仕事上の関係からか、この教会には医療従事者・介護従事者が多く集まってきてくれています。
私どもの教会では聖書が語る「御霊の実」と「御霊の賜物」の双方を重視しています。
イエス様の満ち満ちた身たけ、即ち、イエス様の愛のご人格にまで達することを目指しつつ、
神様からいただいた賜物を用いて宣教の御業に励んでいきたいと願っています。
当教会では雰囲気も重視しております。それは「オイコス」という名の通り家庭的であることです。家庭的雰囲気の中でこそ、愛情溢れる本音でのお交わりが可能となり、人々の居場所が形作られるのではないかと思うからです。家庭的な雰囲気を持つセルグループ活動も徐々に機能し始めています。まだまだ小さい教会ですが、次の様な大きなビジョンを神様からいただき歩んでおります。
① 父・子・聖霊様の臨在に満ち溢れた、愛と癒しと奇跡の宣教教会
② 聖書の御言葉、祈り、聖霊の導きを重視する宣教教会
③ 他教会の支援と超教的活動をする宣教教会
このようなビジョンを掲げることには当初大変な信仰を要しました。しかし、神様は今も生きて働いてておられます。これらのビジョンを、神様はこの教会を通して、徐々に、しかも確実に、拡大して下さっています。
これまでも多くの出会いがありました。そして、多くの癒しや解放、奇跡の御業を神様は見せて下さいました。人々の重荷が取り除かれ、内面の癒しを受けて心が解放され、益々主に向かっていく姿を見るにつけ、主の素晴らしい御業と愛に感謝の念が絶えません。たとえ、他教会の信者の方が私どものミニストリーに足を踏み入れたとしても、私どもとしてはその方が益々元気になっていただいて、所属しておられる教会において益々ご奉仕され、指導を受けておられる
牧師先生に益々よく仕えていただくようになっていただくことを願いとしています。
どうぞ、私どもの教会をこれからもよろしくお願いします。