7月の証(あかし)~まきさん(25歳 女性)~

ハレルヤ!主の御名を賛美します。私が最近、神様から教えてもらったことを紹介したいと思います。

私は今年の3月で今まで働いていた職場を退職しました。いろいろと問題がある職場で、前から「辞めたい」と思っていました。だけど、生活の事を考えるとなかなか前に進む勇気がもてませんでした。自分の思いだけで辞めるか選択するのは間違った方を選択してしまうおそれがあるので、神様に祈り神様の思いを待っていました。

本気で辞めたいと思ってから退職を決断するまで長い時間がかかりました。その期間は本当に苦しくて辛くて仕方がありませんでした。人数不足でひとりがかかえる仕事量が限界をこえていたり、人間関係が複雑で何度も辞めたいと思いました。「どうして神様は苦しんでいる私を助けてくれないのか。」「神様はひどい。」などと思っていました。だけど、神様は私を助け出してくれました。ずいぶん時間がかかったけど、神様は神様のときを見て私に聖書のことばをくれました。

退職する選択を確信して前に進もうとしたら、次はそのことを上司に伝えることが恐くて立ち止まってしまいました。退職していく人に冷たい態度をとる上司の行動を何度も見てきたので、次は自分に回ってくるのだと思ったら恐くてずっと言えませんでした。そんな状況の私に神様はいつも力強いことばをくれました。そして、最終的に契約更新の時期が来て上司に伝えることができました。何度か話し合いがあって「このまま続けた方がいいかな」とも思いましたが、3月いっぱいで退職するという結果に落ちつきました。やっと退職できるとうれしかった半面、仕事がすぐに見つかるのか、生活をきちんとやっていけるのか不安でした。だけど、神様は母親と私を守ってくれました。私はうつ病と強迫性障害と診断されて、今はまだ仕事をしていません。だけど、すぐに雇用保険の給付を受けることができ、私たち親子の生活は守られています。

この経験を通して、わたしの神様に対する思いが変わりました。これまでだって「神様は私を守ってくれる」と信じていました。だけど、自分でも気づかぬうちに自分ひとりでがむしゃらに走っていたことに気づきました。神様に助けを求めていながら、結局は自分で何とかしようとしていました。自分しか信用していなかったんだとわかりました。だけど、この経験から自分の力で頑張ることには限界があることを改めて教えられました。ときに、自分の力で頑張らなくてはいけない時期もあると思います。けれど、あきらめずに神様に自分の心を向け続けていくことが大切だとわかりました。そうすれば、神様は必ず突破の道を与えてくれると信じています。

「私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。」コリント人への手紙4章8~9節

「主は、いつまでも見放してはおられない。たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。主は人の子らを、ただ苦しめ悩まそうとは、思っておられない。」哀歌3章31~33節