私の個人的な神様との出会いは、大学生の時でした。小学生の頃から母に連れられて教会に通っていましたが、神様の事はわかるようでわからない、信じているけど本当に心から信じているのか、自分の中でどこかあいまいさがありました。地元を離れて一人暮らしをする中で、一人で神様に向き合うことができました。自分の思いや感情を少しずつですが、神様に伝えました。私は子供の頃はあまり笑う方ではなく、動じず、騒がず、おとなしい子でした。どちらかというと何か冷めた所があったと思います。口数も少なかったです。そんな私が、一人の時間を過ごす時、神様を思うようになりました。聖書の御言葉や賛美、礼拝を通して、神様ご自身を今まで以上に知ることができました。御言葉を読むと自然に涙が流れ、神様の思い、深くて温かい、力のある思いが伝わってきました。それまで、映画を見てもほとんど泣いたことのない私でしたが、主は触れて下さいました。
新社会人として働いていた時も、仕事がきつくて四方八方すべてふさがれているように感じた時、私は主を呼び求めました。すると、主は私に応えて下さいました。四方八方ふさがれて、私には何も助けがないと思いましたが、ふと、神様との通路があると、気づくことができました。神様にすべてを話そう、神様に自分の胸の内を伝えようと思い、叫び求める祈りをすることができました。神様との関係に目を留めた時、御言葉を読み、また祈り始めることができました。主は、私が神様に向いたときに応えて下さいました。私が近づいたので主が近づいて下さいました。
「私の神、主よ。私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました」詩編30編2節
主よ、感謝します。あなたは私がいつもあなたに叫び求めることを望んでおられました。そして私が叫び求めると、私をいやし、なぐさめ、時には力を与え、一歩踏み出す勇気も与えて下さったことを感謝します。主に栄光をお返しします。