私の家はクリスチャンホームでした。小さい頃の私は、神様を信じていて、お祈りをしたり、おばあちゃんにイエス様の事を伝道したりしていました。(おばあちゃんもクリスチャンでしたけど…)でも、イエス様を自分の救い主として受け入れていませんでした。
ある時期から、父がたびたび洗礼をすすめましたが、人前に出るのが苦手ということもあり、信仰告白や洗礼式をするのが嫌で、「めんどくさいな」と思っていました。
11歳のある日曜日の夜、うちの家族だけで、お弁当とお菓子を持って、ひっそりと教会へ行って子供礼拝をしていました。先生をしていた母のその日のメッセージは「天国と地獄へ行ってきた人」の話でした。思いっきり恐い地獄の話を聞かされた私は「自分はもうだめだー!」という思いになりました。自分はこのままだと永遠の地獄へ行くんだ、と講壇の裏に行ってしばらく一人で泣いていました。
帰りの車の中で母と二人っきりの時「どうしたら天国へ行けるの?」と聞きました。救われたくて必死でした。母は、これは聖霊様が導かれていると思い、人間は誰でも罪をもって生まれた事、イエス様が私たちの罪のために十字架にかかって死んでくださった事、そのイエス様を信じた人は救われるという事を話してくれました。それから、母の後について、イエス様を受け入れる祈りをしました。
すると、今まで全く感じた事のない、自分の思いではない、暖かい神様の思いが入って来て、これは何だろうと思いましたが、「神様だ!」と、すぐに分かりました。本当の喜びと平安、救われたという確信が来て、涙が止まりませんでした。今まで、神様の事は知っていたけど、この時に、本当に神様はおられるという事が分かりました。
その時から、早く洗礼を受けたい!神様の喜ばれる事ならなんだってしたい!という思いに変えられました。そして、その年の12月に洗礼を受けました。それから、神様の事が知りたくて、聖書を読むようになり、その中で少しずつ変えられていきました。また、本当に辛いときや、苦しいときは、神様が慰めや励ましを与えてくださり、問題と思っていたことも、神様が益と変えてくださいました。今まで出来なかった事も、神様の恵みによってできるようになりました。神様は本当に素晴らしいお方です。神様の恵みに感謝します。ハレルヤ!
「もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるからです。」ローマ人への手紙10章9~10節